知って得するコンタクトレンズ 激安
乱視や遠視など強い屈折異常があり、充分に矯正されないで生活している場合、矯正視力は低下します。それは網膜に常にピントが合わない像が結んでいて、視細胞の感受性が失われ、認識能力が低下するためです。
子供は眼球が小さいため眼軸も短く、視細胞は網膜に高密度で密集しています。そのため、裸眼視力や矯正視力は大人よりもはるかに優れています。
小学校で行われる視力検査では1.5や2.0の子供が多数見られます。パソコンなど50センチの近くを見続けたために近視になった場合、眼軸が伸びてマイナス2Dの凹レンズの眼鏡をしなければ遠くは見えなくなります。
そこでマイナスニ2Dの眼鏡を作り再びパソコンの作業を行うとします。するとさらに眼軸が伸びて、新たにマイナス2Dの近視が加わりマイナス4Dの近視になります。
こうして眼鏡を何度も作り変えるたびに近視の度数はどんどん増加します。しかし、近視は際限なく悪化するわけではありません。
眼球はその周囲(赤道部)に5種類の眼筋が固着しています。眼球の底には骨がありますので、眼軸は後ろよりも前に伸びようとします。
しかし、眼筋で後ろへの張力が作用するため、伸びるにも限界があります。通常はマイナス15Dで5ミリ分だけ伸び続けます。
眼軸は正常で24ミリ超えた人では視力で1.5以上の人は非常に少なくなります。屈折矯正手術を希望される方で、1.5以上の視力を求める方がいますが、年齢が進むと視細胞の状態で制限されますので、術後に得られる視力にも限界があることを知ってもらいたいと思います。
遠くを見ていると、毛様体はリラックスして水晶体は薄くなる。水晶体が薄いと、近くを見てピントが合わない。
習慣的に近くを見続けると、毛様態の緊張を弛めるために、角膜のカーブが強くなり、眼軸が後方に伸びる事で、近くにピントが合うようになる。近視になったため、水晶体が以前のように薄い状態になっても遠くにはピントが合わない。
遠くが見えるように矯正したまま近くを見ると同じ状態になるので、水晶体が薄いままではピントが合わない。こうして悪循環に陥り、矯正レンズの度が増大し続ける。
特別な検査をしなくても簡単に近視度数を知ることができます。まず、定規を用意して眼鏡やコンタクトレンズをはずします。
文字の書かれた紙を手に持って腕を1杯に伸ばします。測ろうとする眼だけ開けて片眼は閉じておきます。
そして、紙を眼に徐々に近づけるとピントが合う場所があります。その位置から眼までの距離を定規で測ります。
ピントが合う距離をL(メートル)とすると近視度数Dがわかります。例えば、裸眼で20センチからピントが合うならば近視度数はマイナス5Dです。
近視の程度は矯正できる凹レンズの度数で表します。度数マイナス4Dの近視は度数ですから、29ミリまで伸びることになります。
眼軸が伸びた場合、眼筋の固着部に負担がかかります。打撃など強い力が加わったときには固着部に孔があいたり、はがれたりします。
これが網膜裂孔や網膜剥離です。強度近視では網膜剥離の確率が非常に高くなります。
近視の悪循環に陥らないように注意が必要です。マイナス2Dの眼鏡を2枚重ねたのと同じです。
すなわち、度数が倍になれば近視も倍に悪化していることがわかります。近視の程度を度数で表した場合、マイナス4D未満を軽度近視、6D未満を中度近視、10D未満を強度近視、それ以上を最強度近視と分類します。
偽近視(仮性近視)であれば毛様体の緊張を除くことで水晶体を薄くし、症状を改善することは出来ます。例えば、超音波や磁力線を外部から毛様体に当てることで血行を良くして筋肉のコリをほぐすことが出来ます。
超音波は毛様体に蓄積した乳酸を除去します。また、磁力線は血液成分の赤血球に含まれる鉄に作用して渦電流を発生させ、血行を良くします。
しかし、超音波や磁力線も眼軸が伸びてしまった近視を治すことは出来ません。また、赤と緑の点滅光を交互に見せることで視力を改善しようとする器具も売られています。
器具は色収差を利用します。色収差とは1枚の凸レンズを用いて物を見たときに、物の周囲に虹のような色がつく現象です。
色収差は焦点距離の短い凸レンズに顕著に現れます。色によって焦点距離が異なるため、太陽の光を凸レンズに当てると光は厳密には焦点に結びません。
太陽光はさまざまな色から構成されていて、黄色い光は焦点に結びますが、波長の長い赤い光は焦点の後方に、波長の短い緑の光は手前に結びます。いま、軽い近視の方に赤と緑の背景にそれぞれ黒く書かれた円を見せます。
近視があれば、緑も赤い光も網膜の手前に結んでいますが、緑よりも赤い光の方が網膜近くに結びます。そのため、赤を背景とした黒い円のほうが濃く見えます。
遠視の方は逆に緑が濃く見え、正常な方は同じような濃さに見えます。緑と赤い光を交互に見せると、異なる色にピントを合わせるため毛様体の緊張が変化します。
つまり、先に述べた視力回復器の原理は毛様体に強制的な外部刺激を加えることで、毛様体の機能を改善させようというものです。しかし、この器具も超音波や磁力線と同じく偽近視は治せても近視を治すことは出来ません。
公正取引委員会はこうした視力回復器を扱う業者に対して虚偽または誇大広告を行っているとのことで改善命令を出しています。遠視とは「水晶体に調節力が働かない状態で遠くを見たときに、ピントが網膜の後方に結ぶ状態」をいいます。
遠視の程度も度数で表します。遠視の度数を知るためには、検査される方に遠くを見てもらい、調節力が働かない状態で、網膜にピントが合うような凸レンズの値を求めます。
その凸レンズの焦点距離の逆数が度数ですから、そのレンズの度数が遠視の度数となります。しかし、実際の測定では毛様体が緊張して調節力が働きますし、凸レンズの眼からの距離でも値は異なります。
通常、眼からの距離は眼鏡の作成に役立つように12ミリにします。この距離を大きくすれば、度数が小さい薄い凸レンズでもピントは合います。
多くの老人が鼻の下に老眼鏡をかけることが多いのは、その事を経験的に知っているからでしょう。できるだけ調節力を働かないようにして遠視を測定するには、予測される実際の度数よりも強い度数の凸レンズをあてて視力表を見てもらいます。
その時、ピントは網膜の手前に結び、近視と同じ状態になっています。近視状態では水晶体が薄いほうが良く見えますので、調節力が働きにくくなります。
そして、徐々に凸レンズの度数を小さくしたとえば、プラス2.25Dの凸レンズで1.0の矯正視力であり、プラス2Dの凸レンズで1.2の最もよい矯正視力が得られ、プラス1.75D、プラス1.5Dなどとさらに小さい度数のレンズを使っても矯正視力が変化しないとすれば、初めて最もよい矯正視力になったレンズの度数プラス2Dを遠視の度数とします。屈折度数検査では調節力が作用しないように毛様体を麻痺させます。
そのため、ミドリンやサイプレジンといった副交感神経を遮断する点眼薬が使われます。
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